郷土文化財コレクション トップページ神奈川県>横浜市西区 一覧地図探訪録
国鉄高島(貨物)駅跡
こくてつたかしま(かもつ)えきあと

指定
所在 横浜市西区高島1丁目・みなとみらい5・6丁目
概要 ・1913(大正2)年に高島荷扱所として開設、1915(大正4)年に保土ヶ谷から二代目横浜駅前を高架で通り現桜木町駅横の東横浜駅までの貨物線の開通とともに高島駅となり、高島機関庫(のちに高島機関区、横浜機関区に改称)が開設。
・1986(昭和61)年に高島駅廃止となるが、翌年の国鉄分割民営化時に日本貨物鉄道により復活。その後1995(平成7)年に廃止。
状況 遺構なし 〔2011年7月16日現在〕
・みなとみらい21地区の開発により遺構は残っていない。かつての敷地内を高島貨物線が一部地下区間となって通り抜けているのみ。
写真 2011年7月16日撮影


高島貨物駅跡の高島方向。右の川は帷子川で、対岸に横浜駅がある。正面右手のビルは日産グローバル本社、左の楕円のビルは富士ゼロックス。左の建物はマリノスタウン。
真ん中の高島貨物線はみなとみらい大通りの手前で地下にもぐる。この貨物線のほか高島貨物駅を偲ぶ遺構は残っていない。


上の写真の左の方向。この辺り一帯に何本もの線路が敷かれ
ヤードが広がっていたことが古い地形図や航空写真を見ると
わかる。



貨物駅跡の真ん中辺りに跨線橋がある。貨物線は単線だが複線にも対応できるほどの幅(長さ)がある。高島貨物線は旅客線化や駅の新設などの話があるが・・・

鶴見方面、東高島貨物駅方向。右手の平べったい建物は横浜市中央卸売市場。その手前を帷子川が横切っている。



高島貨物線が地下に入るすぐ手前、右の街灯のところに
鉄道に関係する遺物がある。


機関車の動輪。一帯の造成工事の際に発見されたと記されているが、機関車の形式などは書かれていない。

跨線橋から東高島貨物駅方向を望遠で見ると、帷子川を
渡る橋が見える。線路は単線だが、4線分の橋桁がある。


<本牧市民公園>
高島貨物駅に隣接して横浜機関区があり、そこにあった転車台がなんと中区本牧の三渓園の隣にある市民公園に保存されている。


<本牧市民公園>
崖の向こうは三渓園。


<本牧市民公園>
転車台の向こうには蒸気機関車が保存されている。

<本牧市民公園>
D51 516号機。



転車台を持つ横浜機関区があったのは高島町交差点近くのこの辺り。左端は国道1号と首都高横羽線で、その先が横浜駅。右端は富士ゼロックス。なお、目の前で建設中なのは「キヤノン・キャッツシアター」(2012年営業終了、解体)。
(この写真のみ2009年7月28日撮影)


2012/12/09作成 〔郷土文化財コレクション〕
© 郷土文化財探訪プロジェクト 葉月