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小山寺(富谷観音)
おやまじ(とみやかんのん)

指定 国指定重要文化財建造物/県指定建造物
所在 桜川市富谷2190
概要 施無畏山宝樹院小山寺。天台宗。富谷山の中腹にあり山岳仏教の聖地として天平7年(735)に聖武天皇の勅願で僧行基によって開基されたと伝えられる古刹。
・三重塔(国重建)
 1465(寛正6)年建築。関東以北では室町期の塔は益子町の西明寺三重塔と当所の2基のみ。
・本堂(県有建)
 1696(元禄9)年建築。
・仁王門・鐘楼(県有建)
 1732(享保17)年建築。
状況 現役使用 〔2002年2月23日現在〕

写真 2002年2月23日撮影


参道に続く一本道。この先、山の中腹に富谷観音はある。
ちなみに車で行く場合、この道の西側に2車線の新しい道が
あるのでそちらを利用した方がよい。


山道を登り詰めると少し広い駐車場がある。眺めが素晴らしい。遠くに見える山はその特徴ある形から筑波山であることがすぐにわかる。

駐車場に車を置いて富谷観音へと向かう。
入口脇に説明板がある。


こちらは麓から登ってくる参道の長い階段を上から見たところ。

二階建ての堂々とした楼門形式。格子の中に仁王様が仁王立ちになっている。中央入口左にある緑色の小箱は賽銭箱。本堂と三重塔へは門をくぐり階段を登っていく。


仁王門の組み物。


本堂へ続く階段を上から眺める。

本堂。画面からはみ出すほど大きい。江戸時代の1696(元禄9)年に再建された四柱造りの五間仏堂である。昭和39年に茅葺きの上に銅板が葺かれた。「行基菩薩ゆかりの寺」の幟が添えられている。


室町時代、1465(寛正6)年建築の三重塔と江戸時代、1732(享保17)年建築の鐘楼。


本堂の向拝に施された彫刻。

三重塔。ピアノの鍵盤のように色が違う部分は
大修理の際に補われた部材。

2005/10/22作成 〔郷土文化財コレクション〕
© 郷土文化財探訪プロジェクト 葉月