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常陸国分尼寺跡
ひたちこくぶんにじあと

指定 国指定特別史跡
所在 石岡市若松3-1
概要 ・常陸国分寺跡の西北500mにある尼寺跡。奈良時代、聖武天皇の詔により全国に国分寺(僧寺=坊さん20人)と共に建てられた尼寺(=尼さん10人)。
・所在地だけでなく遺構も明確に確認できる全国でも貴重な遺跡。
尼寺は平安時代には早くも廃れて始めたため所在を探し当てることが困難だからだ。
状況 保存整備 〔2001年7月14日現在〕
・敷地のほぼ全体が保存され、一直線上に建っていた中門、講堂、金堂、回廊の遺構跡が整備され、その規模を体感できる。
写真 2001年7月14日撮影



(2003年作成のため地名や店舗など現況と異なるものが
 あります)


現地説明板の「常陸国分尼寺跡全測図」


航空写真に各遺構の位置を示した図。
1986年撮影 国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省

入口を入るとひたすら広大な敷地が開ける。
植え込みや樹木は当時の回廊や建物の位置を示している。
碑には尼寺の正式な名である「法華滅罪之寺(ほっけめつざいのてら)」が刻まれている。

手前の少し高くなっている部分は南大門跡。樹木の辺りは中門跡。さらに奥に金堂跡、講堂跡、北方建物跡がある。左右の植え込みは回廊跡。


府中小学校の北側、敷地への入口の様子。


回廊跡を示す植え込み。
※千葉県市原市にある上総国分尼寺跡では回廊と中門などが復原されているので参考になる。

2003/06/14作成 2008/08/24更新 〔郷土文化財コレクション〕
© 郷土文化財探訪プロジェクト 葉月